韓国情勢を強く懸念、山本元沖縄北方担当相

2016年11月19日 12:34

 山本一太元沖縄北方担当大臣は韓国情勢に強い懸念を示した。特に、左派の新政権誕生につながるようなことになれば東アジアの安全保障環境がより厳しくなるだろうとの内容をブログに綴った。

 山本氏はブログで、朴槿恵(パク・クネ)大統領の親友だった女性の政治介入疑惑からの一連の問題に関連し「万一、保守系のリーダーである朴槿恵大統領がこのまま退陣に追い込まれれば、与党のセヌリ党も瓦解するだろう」とし「考えられるシナリオは、大統領の辞任?! 議会による弾劾訴追?! それとも挙国一致内閣?! どんな決着になるのかは、まだ予断を許さない。 が、最も心配なのは、混乱の末に『左派の新政権』(「左派の新大統領」)が誕生することだ」と懸念を書き込んだ。

 そのうえで「韓国の政治的空白が続くことは、日本に何のプラスももたらさない。仮にこのタイミングで『左派の大統領』が復活したら、慰安婦問題の日韓合意は覆され、仮署名された日韓間の軍事情報保護総括協定は再び頓挫し、米韓で最終決定された高高度防衛ミサイル(THAAD)の配備も先送りされるかもしれない」と影響を憂慮。

 山本氏「そうなれば、日米韓の連携は弱まり、東アジアの安全保障環境も益々厳しいものになるだろう」としている。(編集担当:森高龍二)

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