アカネ ウツノミヤ、2017年春夏コレクション発表

2016年11月16日 17:22

 アカネ ウツノミヤ(AKANE UTSUNOMIYA)2017年春夏コレクションが発表された。今シーズンのインスピレーションは灼熱の「アフリカ」だ。

 まるで民族衣装を彷彿させる、インパクトのあるトライバル柄風プリントがスリップドレスやトップス、スカートなどあらゆるウェアに。アフリカの土っぽさを象徴するブラウンやレッド、そして自然を感じる鮮やかなブルーやグリーンといった色彩で表現された。プリントはデザイナー・蓮井茜が自ら描いたものでクラフト感に溢れており、どことなく温かみを感じられる。

  Vカットのカーディガンやノースリーブトップスに見られるフリンジ使いも、そんな民族調の雰囲気を盛り上げる。さらに、アフリカを彷彿させるユニークなモチーフ使いも。例えば、スパンコールで輝く“けむり柄”が散りばめられたシャツドレスや、ゾウ・イヌ・ヘビなどの動物たちが現れたニットやスリップドレスなど。

 そんな中、スポーツテイストを絶妙に取り入れることで、“変化球スタイル”を提案している点に注目したい。例えば、デニムスカートやインナーにコーディネートされたトップスには、ライン使いのデザインを施し、着こなしにちょっぴりスポーティーさを感じさせる。

 2016年プレフォールコレクションから登場したデニムシリーズ。今季はシワ加工を施すことで独特の風合いに仕上げ、ブラックやネイビーといった暗めのトーンも特徴となっている。中でもパンツは、バーギー風のフレアなシルエットに。

 同じくプレフォールで提案された、存在感のあるチョーカー使い。今シーズンはテーマに沿い、ホワイト・パープル・ブラックのビーズ使いをした、エスニック風デザインでお目見えだ。ルックでは、ベルトとしてもコーディネートされ、着こなしのアクセントになっている。

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