安全保障で「日韓協力は大変重要」岸田外務大臣

2016年11月16日 08:52

 岸田文雄外務大臣は15日の記者会見でGSOMIA(日韓軍事情報包括保護協定)の締結に向けて仮署名が14日に行われたことについて「実質合意に至り、仮署名を行った。北朝鮮の核・ミサイル問題への対応等を考えても日韓の協力は大変重要であり、政府としては本件協定の早期締結を含め、安全保障分野での日韓協力を更に進めていきたいと考えている」と述べた。

 また、岸田外務大臣は「協定の署名について、できるだけ早期に署名できるよう努力を続けていきたいと日本政府は思っている」と語った。

 一方、南スーダンPKO活動での新たな任務付与(駆けつけ警護など)について「駆け付け警護は邦人保護の観点からも極めて重要」とした。そのうえで「南スーダンの治安情勢は極めて厳しいと認識しているが、自衛隊が展開中の首都ジュバについては現在、比較的落ち着いている。外務省としても今後とも現地情勢について緊張感を持って情報収集にあたっていく」と治安情勢には常に緊張感を持って情報収集にあたり、対応していく考えを示した。(編集担当:森高龍二)

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