岸田外相、ケネディ駐日米大使と夕食会で意見交換

2016年11月15日 17:27

 岸田文雄外務大臣は今月27日に誕生日を迎えるキャロライン・ケネディ駐日米国大使を14日招待し、夕食会で意見交換した。外務省によると、岸田大臣は「友人の立場からお祝いしたい旨を述べ、ケネディ大使が日米関係に果たしてきた役割はかけがえのないものであり、オバマ大統領の広島訪問を始め、日米同盟の盤石さを象徴する数々の行事を成立できたのはケネディ大使のおかげ」と謝意を伝えた。

 ケネディ大使は「岸田大臣と一緒に仕事ができたことはとても光栄であり、何があろうとも2人の友情は変わらない旨の発言があった」と信頼の絆が深まったことを強調した。

 また、岸田大臣はトランプ氏の次期大統領就任を踏まえ「米国の政権移行が円滑に実施されることを期待しており、日米同盟は日本外交の基軸で、アジア太平洋や世界の平和と繁栄に向け、オバマ政権と引き続き緊密に協力していきたい」と語ると、ケネディ大使からは「岸田大臣の日米同盟に対する強い思いを共有する」としたうえで「トランプ次期政権においても日米関係は地域・国際社会のために発展を続けることになると信じている旨の発言があった」としている。(編集担当:森高龍二)

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