中国:若者の多くが「栄養不良」、回答者7割が認識=アンケート調査

2016年11月15日 11:57


*11:57JST 中国:若者の多くが「栄養不良」、回答者7割が認識=アンケート調査
健康の維持には食事と運動が重要だが、多くの若者は健康的な食事の重要性を軽視している。中国青年報社社会調査センターがこのほど実施したアンケート調査で、回答者のうち71.0%が「働く若者には栄養不良が多い」と認識していることが分かった。専門家は健康を維持するために、「自分で料理し、バランス良く食べ、適度に運動し、良質の睡眠をとり、心の平安を保つことが重要」と指摘している。中国青年報が伝えた。

同センターはこのほど、2001人に対してインターネット上でアンケート調査を実施。若者に栄養不良が多い原因について、回答者の69.4%が「生活のペースが速すぎる」、46.9%が「精神的な重圧が大きい」、45.8%が「きちんと食事をする時間がない」を挙げた。若者が食事を重視していないため“栄養過剰時代の栄養不良”を引き起こしていると、回答者の大半が認識している。

中国農業大学・食品科学栄養工程学院の朱毅・副教授によると、栄養不良や栄養過剰を含む栄養失調は、虚弱や疾病を引き起こすという。一部の若い女性がダイエットのために「炭水化物」を食べないことは、栄養不良を引き起こす恐れがあると警鐘を鳴らした。

【亜州IR】《ZN》

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