マザーズ指数は反落、日経平均上げ幅縮小で戻り売り、決算手掛かりとした個別物色は散見/マザーズ市況

2016年11月11日 17:16


*17:16JST マザーズ指数は反落、日経平均上げ幅縮小で戻り売り、決算手掛かりとした個別物色は散見
 本日のマザーズ市場は、買い先行でスタートしたものの、日経平均が上げ幅を縮小する中で、次第に前日の急反発を受けた短期筋の利食い売りや戻り売り圧力が強まる展開になった。ZMPの上場観測が伝わったものの、関連銘柄が総じて軟化する状況となったことも、新興市場のムード悪化につながったと見られる。なお、マザーズ指数は反落、売買代金は概算で721.45億円。騰落数は、値上がり76銘柄、値下がり137銘柄、変わらず12銘柄となった。
 個別では、マザーズ売買代金トップのSOSEI<4565>が前日に急伸した反動で利食い売りに押された。連日の大幅高となっていたイグニス<3689>も乱高下の末に反落。クラウドW<3900>は業績見通しが嫌気されて急落、アルファポリス<9467>は業績下方修正が嫌気される。エナリス<6079>は引き続き下方修正が嫌気されて続落、モブキャスト<3664>、アトラエ<6194>なども前日の決算を受け売り優勢に。ブランジスタ<6176>、リファインバース<6531>なども軟調。一方、ストライク<6196>が大幅続伸で、直近で信用規制解除のメタップス<6172>も急伸。sMedio<3913>は通期業績予想の上方修正が好感され、大幅増収増益見通しのメドピア<6095>はストップ高。ユーザベース<3966>、Gunosy<6047>なども続伸。《KS》

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