国会正常化「ボールは与党側にある」、民進・野田幹事長

2016年11月8日 08:31

 民進党の野田佳彦幹事長は7日午後の記者会見で、国会正常化への「ボールは与党側にある」と自公の対応を次第とした。

 野田幹事長は「先週の金曜日(4日)に衆院TPP特別委員会で、われわれの反対を押し切り強行採決に至ったことは極めて遺憾だ」とし「強行採決ありきの発言を山本有二農林水産大臣がしてきたが、結果的に大臣の言った通りとなった」と非難した。

 また、その山本農林水産大臣への対応については「出処進退は(大臣)本人が決めること」とし「国会不正常の責任を重く受け止めてもらいたい。そうでなければ厳しく対応することになる」と自主的に辞任するよう強く求めた。

 また衆院選挙での八百津協力について「解散権は総理にある。望む、望まないでなく、仕掛けられたら受けて立つ。その準備を怠りなくしている」と記者団に答えた。

 野田幹事長は「野党4党の協議を加速化し、最大限議席を獲得できるように努力していきたい」とし、今週中にも4野党幹事長・書記局長会談を開きたい意向を示した。(編集担当:森高龍二)

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