マザーズ指数は3日続落、重要イベント控えリスク回避継続、サイバーダインは年初来安値/マザーズ市況
2016年11月4日 16:45
*16:45JST マザーズ指数は3日続落、重要イベント控えリスク回避継続、サイバーダインは年初来安値
本日のマザーズ市場では、日経平均の大幅続落を受けてリスク回避の動きが継続した。直近のもち合いレンジや支持線を下放れ、処分売りが広がる銘柄が目立った。売り一巡後は下げ渋る銘柄も見られたが、米国で雇用統計発表や大統領選挙といった重要イベントが控えており、積極的な押し目買いの動きは限定的だった。なお、マザーズ指数は3日続落、売買代金は概算で643.86億円。騰落数は、値上がり45銘柄、値下がり173銘柄、変わらず7銘柄となった。
個別では、マザーズ時価総額上位のSOSEI<4565>やサイバーダイン<7779>が下げ足を速め、指数を下押しした。サイバーダインは年初来安値を更新している。売買代金上位ではメタップス<6172>、エナリス<6079>、JIG−SAW<3914>、ストライク<6196>、インベスターC<1435>などが下落。また、Jストリーム<4308>、Gunosy<6047>、チェンジ<3962>などがマザーズ下落率上位となった。一方、スマートフォンゲーム「神の手」と連携したテレビ番組の企画を立ち上げたブランジスタ<6176>がマザーズ売買代金トップで急反発。スマートフォンゲーム「ダービースタリオン マスターズ」iOS版を配信開始したドリコム<3793>も買われた。オウチーノ<6084>は制限値幅拡大も連日のストップ高比例配分。その他、ミクシィ<2121>、グリーンペプ<4594>、フリークアウト<6094>などが上昇した。《HK》