韓国警備艇が中国漁船に機銃掃射、EEZ内で違法操業

2016年11月4日 13:46


*13:46JST 韓国警備艇が中国漁船に機銃掃射、EEZ内で違法操業
韓国海洋警察は2日午後5時ごろ、黄海の小青島沖91.8キロに位置する韓国の排他的経済水域(EEZ)で違法操業中の中国漁船に対し、警告のため機関銃600~700発を掃射した。けが人は確認されていない。米メディアが2日伝えた。
韓国海洋警察によると、中国漁船2隻がEEZ内で操業していた。警備艇5隻が2隻を拿捕したころ、中国漁船30隻余りに包囲されたという。
警備艇は拡声器を使い、「退去しなければ火器を使用する」と警告。その上で、海面などに向けて機銃掃射したが、包囲を解かないため漁船に向けて警告射撃を行った。
韓国警備艇が中国漁船に機銃掃射するのは初めて。先月には、韓国警備艇が中国漁船に体当たりされ沈没する事件が起きていた。
中国外交部の華春瑩・報道官は、「公務執行の際は自制すること、中国側人員の安全と権利を守ることを韓国側に再度求めた」とコメントしている。

【亜州IR】《ZN》

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