幻肢痛は「念じて動かす」義手で軽減できる

2016年11月4日 14:18

あるAnonymous Coward 曰く、 脳活動をセンサーで読み取って操作するような義手・義足を使うことで、幻肢痛を軽減できるという研究成果が発表された(時事通信)。

 幻肢痛は手足を事故などで失った人が、失った手足が存在するかのように痛みを感じるというもの。今回の研究では、脳活動に反応して動く義手を被験者に使ってもらったそうなのだが、失った部分を動かすための脳活動に反応して義手や義足が動くようにした場合は痛みが増え、逆に残った部分を動かすための脳活動に汎用して義手や義足が動くようにしたところ痛みは減ったという。

 スラドのコメントを読む | 医療

 関連ストーリー: 義体使用者が集まる大会「サイバスロン」、今年も開幕 2016年10月11日 「強化人間」の時代がもうすぐやってくる? 2012年02月02日 ニューロンから電気信号を取り出して筋肉を動かす試み 2008年10月19日 考えるだけで操作できるロボットアーム、実用化に向けて一歩前進 2008年05月29日 脳波でロボット義手を制御 2008年04月18日

関連記事

最新記事