中国:重慶炭鉱爆発で33人犠牲に、行方不明18人の死亡確認

2016年11月3日 09:56


*09:56JST 中国:重慶炭鉱爆発で33人犠牲に、行方不明18人の死亡確認
重慶市永川区の金山溝炭鉱で発生したガス爆発事故で、犠牲者の数が33人に拡大した。有毒ガスが充満した現場では、すでに救出作業が終了している。中国新聞網が2日に伝えた。
同炭鉱は10月31日の午前11時33分ごろ、坑道内にたまっていた可燃性ガスが着火。坑道に降りていた35人のうち、2人は無事に脱出したものの、15人が遺体で回収された。行方不明となっていた18人も、死亡が確認されている。
永川区来蘇鎮に位置する金山溝炭鉱は年産能力6万トン。濃度の薄い可燃性ガスが発生していた。
今回の事故を重視し、重慶市では市内の全炭鉱に操業の一時停止を命じた。安全性を確認するまで、生産は再開されないとみられる。

【亜州IR】《ZN》

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