マクロソフトの「Security Essentials」を装うマルウェア確認される

2016年11月1日 10:09

 海外ではユーザーの偽のテクニカルサポートに誘導し金銭を詐取する「テクニカルサポート詐欺」がたびたび話題になっているが、Microsoftのセキュリティソフトウェア「Microsoft Security Essentials(MSE)」の偽インストーラを提供し、偽ヘルプセンターに連絡させるという手口が新たに発見されたという(ZDNet Japan)。

 このインストーラを実行してマルウェアをインストールすると、エラーメッセージとともにMicrosoftのサポートセンターではないフリーダイヤル電話番号に電話するよう指示するブルースクリーンが表示されるとのこと。MSEはWindows 7以前むけのソフトウェアだが、このマルウェアはWindows 8以降にもインストール可能で、それぞれのOSのブルースクリーンに対応した偽の画面を表示するという。

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