生田斗真×広瀬すず、映画『先生!』人気コミックが実写化
2016年10月30日 08:17
別冊マーガレットで人気となったコミック『先生!』が実写映画化される。2017年秋に全国で公開される予定。
河原和音は映画『青空エール』や『俺物語!!』など、作品が続々と実写化される人気少女漫画家。教師と生徒の恋愛を描いた『先生!』は、1996年から2003年まで別冊マーガレットで人気となり、全20巻、累計発行部数570万部を突破。マーガレットを代表する作品の1つと言われている。連載終了から13年が過ぎ、純粋すぎる二人の恋愛を描いた作品は、ここ最近の恋愛映画とは一線を画したものになるかもしれない。監督は『青空エール』を映画化した三木孝浩だ。
主人公の”先生”、伊藤貢作を演じるのは、生田斗真。そして伊藤に人生初めての恋をしてしまう女子高生、島田響役に広瀬すず。
生田斗真は、そのルックスに甘んじることなく、”体当たり”の演技を見せることで有名。トランスジェンダーの役を演じる『彼らが本気で編むときは、』など、幅広い役柄に挑戦し続けている。生田にとっては『僕等がいた』以来5年ぶりとなる、”普通”の高校教師役。今回演じる伊藤貢作は、無頓着だけれども生徒には真に向き合う、まじめな男。メガネ姿にちょっぴりよれたスーツが特徴だ。それでも女性を虜にしてしまうような雰囲気も持っている。
生田斗真は、映画『先生!』の出演について次のようにコメントしている。
「久しぶりに王道ラブストーリー作品に呼んで頂きました。青春時代の一瞬の煌めき、キラキラと輝く眩しい世界観の中で、大人の男を精一杯演じたいと思っています。生田、久々に恋愛映画やるってよ。キュンキュンを超えて、ギュンギュンする映画を作ります。」
伊藤に想いを寄せる女子高生・響は、いつも部活に精を出していて、恋をしたことがない。彼女にとって初めての恋の相手は教師の伊藤。”好き”がどういうことなのか、初めて気付く純な女子高生。アプローチも何もかも、まっすぐで不器用。その変わることないまっすぐな彼女の気持ちに、いつしか見る人たちは二人の恋を応援したい気持ちになっていくかもしれない。
【詳細】
映画『先生!』
出演:生田斗真、広瀬すず
原作:河原和音『先生!』(集英社文庫コミック版)
監督:三木孝浩
脚本:岡田麿里
制作プロダクション:ドラゴンフライ エンタテインメント
製作:映画「先生!」製作委員会
配給:ワーナー・ブラザース映画
公開:2017年秋に全国公開予定。
【ストーリー】
教師と生徒の純愛。一見生真面目でとっつきにくいが、根はやさしく教師愛に溢れる、世界史の教師・伊藤と、その優しさに触れ、一途に伊藤を想う恋愛初心者の響。”子供”がゆえに自分の気持ちを素直に伊藤にぶつける響と、“先生”という立場からいつしか、素直になれず自分の気持ちに気づきながらも”大人”として接してしまう伊藤。大人と子供、教師と生徒、本音と建前、様々な思いが交錯する中、不器用で純粋すぎる二人の“じれったい恋”が描かれる。
(c)河原和音/集英社 ©2017 映画「先生!」製作委員会