NY原油:3日続落で49.18ドル、減産協議への不透明感が台頭し

2016年10月27日 06:28


*06:28JST NY原油:3日続落で49.18ドル、減産協議への不透明感が台頭し
NY原油は3日続落(NYMEX原油12月限終値:49.18↓0.78)。高値は23時35分の50.10ドル、安値は23時28分の48.87ドル。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間の石油在庫統計では原油在庫が予想に反して減少。先行きの需給面への期待感から買いが入り50ドル台を回復する場面が見られた。


ただ、イラクが減産で協調しないとの見方が強まるなど、石油輸出国機構(OPEC)による減産協議への先行き不透明感が売りを誘う格好となった。


日足チャートでは、50ドル前後で推移している。1年3ヶ月ぶりに高値を更新したが、買い意欲の強い地合いとは言えず、50ドルでのもみ合いが継続。50日移動平均線までの調整も視野に入ろう。《MT》

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