中国メーカー、大規模DDoS攻撃の原因Webカメラを米国でリコールへ

2016年10月26日 21:23

bigface 曰く、 中国杭州のXiongMai(雄邁)社製のWebカメラが米国でリコールになった(BBCguardianTechCrunch)。

 最近ではWebカメラやネットワークプリンタなどの機器を乗っ取ってDDoS攻撃に参加させるマルウェアによる被害が増えているが、XiongMaiのWebカメラはセキュリティが脆弱で乗っ取られやすいそうで、そのためのリコールとなったようだ。

 先月からいろいろなサイトがダウンしてイライラしてる人も多いのではないだろうか。このカメラはデフォルトで遠隔操作可能であり、かつその設定が変更できない点もリコールの理由一因かもしれない。何も考えずネットにつなぐと簡単にサイバー攻撃の踏み台に使われてしまう。

  地獄谷野猿公苑ライブカメラとか様々な映像を見て喜んでたけどIoT機器の管理人さん達には今一度パスワードの確認をして欲しいと思った。

 スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | セキュリティ | アメリカ合衆国

 関連ストーリー: IoTデバイスを乗っ取ってDDoS攻撃を行うマルウェアのソースコードが公開される 2016年10月07日 セキュリティ関連ブログがDDoS攻撃を受けて一時閉鎖、運営主は「検閲の民主化」と批判 2016年10月01日 ネットワーク接続カメラだけを使った大規模DDoS攻撃が確認される 2016年07月05日

関連記事

最新記事