30年代原発ゼロへ「玄葉氏と相談」民進・細野氏
2016年10月24日 07:55
民進党の細野豪志代表代行は記者会見で「原発政策が安倍政権になって(従来の物に)ほぼ戻ってしまったかのような状況になっている」と問題視するとともに、民進党として2030年代に原発ゼロを目指す方針については「具体化して示す必要がある」との認識を示した。
細野代表代行は(1)2030年代原発ゼロを目指す(2)その際、再生可能エネルギー比率を30%に(3)温室効果ガス排出を30%削減へ。この3つをめざし「しっかり積み上げてきているとの認識だ」とした。
そのうえで「より具体化したものを示すことで、安倍政権との違いがより明確になると思う」とした。
細野代表代行は「党内にエネルギー環境調査会ができており、実績のある玄葉光一郎さん(元科学技術担当大臣・福島県出身)が会長を務めるので、玄葉さんと相談しながら、どのように工程表をつくっていくか相談していきたい」と語った。(編集担当:森高龍二)