【銘柄フラッシュ】川上塗料が再び急伸し任天堂などのゲーム株も活況高

2016年10月20日 17:09

 20日は、続落模様で始まった任天堂<7974>(東1)が10時前から急伸し、全く新コンセプトのゲーム機「NX」(開発コード名)の映像をホームページに公開するとの発表が伝わり一時4.6%高まで上げ、大引けは3.3%高だが東証全銘柄の売買代金1位に。ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>(東1)は新ゲーム「セブンス・リバース」の事前登録開始と伝えられて後場急動意となり16.8%高。ゲーム受託開発や技術者派遣のエクストリーム<6033>(東マ)はキャラクターのフキダシにセリフを入れて送れるコミュニケーションアプリ「コミコミ」拡大発表などが言われて11.6%高と高値更新。

 安永<7271>(東1)は業績予想の増額を19日に発表しストップ高の17.2%高。国際関連人材承継などのJACリクルートメント<2124>(東1)は9月の月次動向やアルバイトの時給1000円台乗せなどが好感され7.9%高。川上塗料<4616>(東2)はロシア経済関連株とされて引き続き北方4島の共同統治案などが思惑視されて再びストップ高の30.1%高。森組<1853>(東2)は不動産経済研究所(東京都新宿区)による9月のマンション市場動向調査で首都圏の新築マンション発売戸数が10カ月ぶりに増加と伝えられたことなどが言われ11.1%高。

 Jストリーム<5938>(東マ)は動画配信の大手で、テレビ番組をインターネットでも同時配信する「ネット同時配信」を総務省が全面解禁の方針と14日伝えられて2日連続ストップ高の21.1%高。メディア工房<3815>(東マ)は米社との資本業務提携が好感されてストップ高の18.7%高。、シライ電子工業<6658>(JQS)はニンテンドー「NX」に関連とされて大幅続伸の18.7%高。スペースシャワーネットワーク<4838>(JQS)は音楽番組配給の大手でボブ・ディラン氏のノーベル賞などが思惑買いにつながったとされて6.6%高。環境管理センター<4657>(JQS)は土壌汚染対策費のリスク回避会社との提携を好感し5.6%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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