BEASTが企画会社設立 … 独自の活動を模索
2016年10月18日 20:33
BEASTが独自に会社を設立し、活動していく見込みだ。
10月15日付けでCUBEエンターテイメントとの7年の専属契約が満了となったBEASTは、再契約をせずに自分たちで会社を設立し、独自に活動を続けていくことでメンバー間の意見が一致したという。
16日、関係者によると、BEASTメンバーは自分たちをデビューさせてくれ、成長の場を用意してくれたCUBEエンターテイメントに感謝する気持ちは大きいが、新たな挑戦のために再契約をせずに独自の活動を模索する道を選んだ。
BEASTは2009年10月14日にデビューアルバム「Beast Is The B2ST」でデビューを果たし、その2日後にデビューアルバムタイトル曲「BAD GIRL」で初めて音楽番組のステージに上がった。
通常は契約満了6か月前から再契約についての話し合いが始まり、合意に至るという流れだが、BEASTとCUBEエンターテイメントは16日まで再契約を結ばなかった。さらに、メンバーも16日に7周年記念を迎え、各自のSNSであいさつの言葉とともに独自路線の意思を示した。
リーダーのドゥジュンはこの日、「BEASTの第2幕がもうすぐ始まる。みんなファイティン」というコメントを掲載。「2幕」という言葉でBEASTの新たな挑戦と活動を予告した。前日にもドゥジュンは、「多くのことが変わるが、早く皆が適応できますように! 今後ともよろしくお願いします」と掲載した。メンバー最年少のドンウンも16日、「多くの混乱を生んで申し訳ないが、少しだけ待ってほしい」とコメントを残している。また、ヨソプは「これからもさらにファン方々のために、またBEASTのために歌う」とコメントを残し、ギグァンも「もっと素敵な姿で皆さんに報いるつもりだ。これからの長い年月、しっかりついてきてほしい」と激励と応援をお願いしている。メンバーたちのコメントはすべて、新たな挑戦、新たな環境の始まりを予告しているようにも解釈できる。
BEASTの再契約については今年初めから関心が集まっていた。BEASTが新しい所属事務所を探すという噂がたびたび飛び交い、外国資本の投資を受けるという話も出ていた。4月にヒョンスンが脱退した際には危機が囁かれたが、7月には3rdアルバムをリリースし、メディアとのインタビューでも解散することはないと断言した。
独立の道を選ぶBEASTが今後どのような成果を出すのか、注目が集まっている。(記事:中川・記事一覧を見る)