Googleニュースで「事実確認」という分類が導入される

2016年10月18日 16:16

あるAnonymous Coward 曰く、  Googleニュースでは、インデックスしている記事に対し「意見」や「引用数が多い」などの分類タグを付けることがあるが、このような分類タグに新たに「Fact Check」(事実確認)というものが追加されるそうだ(CNET JapanTechCrunch)。

 記事が正しいことを裏付ける記事や、あるいはその誤りを指摘している記事にこのタグを付けることで、読者を誘導するという目的があるという。また、ニュース提供元は「ClaimReviewマークアップ」を公開する記事内に埋め込んでおくことで、Googleニュースに対し「事実確認」タグを付けるよう誘導できるようだ。

 また、これを受けてFacebookも同様の取り組みを行うべきだという主張も出ている。Washington Postの調査によれば、8月31日から9月22日までの平日に4アカウント全体にわたって全てのニュース記事を追跡したところ、Facebookは5本の「議論の余地なく偽物の記事」と「あまりにも不正確な記事」をトレンドとして掲載していたという。

 Facebookは米国成人の約半数がニュースを得る場所だとされる。噂やデマ、そして陰謀説とは対照的に、何が事実確認済みなのか、報告されたのか、検証されたのか、正当なニュースなのかを伝える責務があるとしている。

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