ペルチェ冷却装置を組み込んでセンサを-27℃にまで冷やせる天体撮影向けカメラ
2016年10月17日 22:22
あるAnonymous Coward 曰く、 デジタルカメラの撮像素子は熱によって雑音が生じる。そのため、センサを冷却することでノイズを減らした高感度撮影が可能になるのだが、このたびペルチェ素子を使った冷却装置を組み込んだ一眼レフカメラが登場した(PC Watch)。
このカメラはニコンのD5500をベースに改造を加えたもので、長時間の露光を行う天体撮影向けだという。最大で-27℃の冷却が可能だそうだ。また、ローパスフィルタを天体の撮影に適したものに取り替えたり、結露を防ぐ装置や独自のシャッター制御機構を組み込むといった改造も加えられているそうだ。価格は約28万円とのこと。
スラドのコメントを読む | ハードウェアセクション | ハードウェア | ハードウェアハック
関連ストーリー: キヤノン、世界最大面積のCMOSセンサーで10等級の流星撮影 2011年09月17日 『ラッキー・イメージング』で鮮明な天体画像を 2007年09月04日