全日空機、定員より多い乗客を乗せ離陸しかける

2016年10月14日 11:09

あるAnonymous Coward 曰く、 全日空が誤って定員超過の旅客機を離陸させようとするというトラブルがあったという。国土交通省が全日空に厳重注意を行う事態になっている(朝日新聞日経新聞)。

 問題があったのは定員が405人の9月30日・福岡発羽田行き256便。問題の原因は2次元バーコードをスマートフォンにダウンロードして利用するシステムで、父親と一緒に搭乗予定だった息子が、誤って父親のバーコードをダウンロードしてしまったことが原因だという。保安検査場や搭乗口では当然エラーとなったのだが、担当者は息子を通過させてしまったという。そのためシステム上は息子が「未搭乗」扱いとなり、キャンセル待ちの客1名を搭乗させ、結果として定員超過となった。乗務員が立っている客がいる事に気付いたことから事態が発覚したとのこと。

 スラドのコメントを読む | 交通

 関連ストーリー: 米国の空港で保安検査に時間がかかるようになったのは預入手荷物の有料化で機内持ち込みが増えたから? 2016年05月15日 米空港の保安検査場で乗客が置き忘れた現金、8年間で432万ドル以上 2016年05月05日 パリ・オルリー空港の一時閉鎖、原因はWindows 3.1の障害 2015年11月15日 日本の空港でも「ボディスキャナー」導入へ 2015年10月30日

関連記事

最新記事