中国当局の調査で医薬品認可のための臨床試験の8割で不正があったことが発覚
2016年10月13日 09:25
中国の食品医薬品局(SFDA)の調査で、中国で行われた臨床試験の80%で捏造や改ざんが行われていたことが判明したそうだ(らばQ、ScienceAlert)。
SFDAが新薬承認に向けた試験データ1622件を対象に調査を行った結果判明したもの。問題があったのはすべていわゆる「西洋医療」で使われる薬品の試験データで、中国の伝統的な、いわゆる漢方薬に関する試験データにおいては不正はなかったともされている。
挙げられている問題としては、必要とされているデータ分析に失敗していたり、不完全だったり、そもそも分析自体が行われていなかったこともあるようだ。さらにデータの改ざんや、試験が実際に行われる前に試験結果が作られていたケースすらあるという。
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