【銘柄フラッシュ】リンコーコーポレーションなど急伸し藤倉ゴムなど「マグネシウム電池」関連株が活況高
2016年10月12日 16:07
12日は、欧米株式の下げを受けて材料株物色が活発になり、「マグネシウム電池」関連の藤倉ゴム工業<5121>(東1)は、スマートフォンを5台同時に充電できる非常用マグネシウム空気電池を発売しているため昨日のストップ高に続いて9.1%高の大幅続伸。古河電池<6937>(東1)は、紙容器製で水を入れるだけで電池になる世界初のマグネシウム空気電池「マグボックス」を商品化しており、昨日のストップ高に続き4.3%高。マグネシウム製品などを手がける日本金属<5491>(東1)は16.6%高、神島化学工業<4026>(東2)は5.4%高。また、音楽ヒットチャートなどのオリコン<4800>(JQS)は連結子会社オリコン・エナジーがマグネシウム燃料電池に関する特許を保有とされて26.3%高の急伸。
ピーシーデポコーポレーション(PCデポ)<7618>(東1)は9月の月次動向がふるわなかったが高額な解約料金などに対するネット上での批判問題は消化とされて8.4%高の急反発。明光ネットワークジャパン<4668>(東1)は新中期経営計画や会長・社長を含む役員報酬の減額を発表して6.0%高。リンコーコーポレーション<9355>(東2)は北陸新幹線効果などが言われて31.0%高。
NPC<6255>(JQS)は11日発表の8月決算などが好感されてストップ高の30.5%高。エンカレッジ・テクノロジ<3682>(東マ)は自治体など公共機関向け事業への期待が再燃して13.3%高。ベクター<2656>(JQS)は新ゲームへの期待などが言われてストップ高の16.6%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)