【注目銘柄】鎌倉新書は好業績を評価して4月の上場来高値を目指す展開
2016年10月7日 10:56
■4月の上場来高値に接近
鎌倉新書<6184>(東マ)に注目したい。7日の株価は14円高の1055円まで上げて反発している。17年1月期大幅増収増益予想である。さらに増額余地がありそうだ。株価は戻り歩調で4月の上場来高値に接近してきた。好業績を評価して上値を試す展開だろう。
■17年1月期大幅増収増益予想で増額余地
17年1月期の非連結業績予想は売上高が前期比14.6%増の13億15百万円、営業利益が同41.8%増の3億20百万円、経常利益が同49.2%増の3億15百万円、純利益が同51.1%増の1億90百万円の大幅増収増益予想としている。WEBサービスの大幅伸長が牽引し、お墓、葬祭、仏壇とも伸長する。
通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は、売上高48.8%、営業利益49.7%、経常利益49.5%、純利益52.1%と概ね順調な水準である。単価下落リスクを考慮して通期予想を据え置いたが、第2四半期累計(2~7月)が計画超の大幅増収増益であり、通期も増額余地がありそうだ。
株価(10月1日付株式4分割遡及修正後)は8月10日の直近安値625円から切り返し、株式4分割や第2四半期累計の大幅増収増益を好感して9月28日には1130円まで伸長した。日足チャートで見ると25日移動平均線がサポートラインの形となって戻り歩調だ。また週足チャートで見ると13週移動平均線が26週移動平均線を上抜くゴールデンクロスが接近している。好業績を評価して4月の上場来高値を目指す展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)