【銘柄フラッシュ】テクノマセマティカルが急伸しコスモ・バイオなどノーベル賞関連株が活況高

2016年10月4日 16:44

 4日は、今年・2016年のノーベル生理学・医学賞に東京工業大学の大隅良典栄誉教授が選ばれたことを好感して関連株探しが活発化し、臨床試験などの新日本科学<2395>(東1)が5.7%高、タカラバイオ<4974>(東1)は一時10.0%高となり大引けは1.9%高、コスモ・バイオ<3386>(JQS)はストップ高の22.1%高、医学生物学研究所<4557>(JQS)もストップ高の16.4%高。また、文教堂グループホールディングス<9978>(JQS)は作家・村上春樹氏のノーベル文学賞受賞への期待が強まり10.2%高。

 ホクシン<7897>(東1)は引き続き業績予想の増額などが好感されて昨日の大幅高に続きストップ高の29.2%高。昭光通商<8090>(東1)は株価2ケタの気軽さやロシア経済協力関連株とされて12.8%高の急伸。Vキューブ<3681>(東1)はAI(人工知能)を活用して高知銀行<8416>(東1)と案内業務の対話システムを実証とされて8.3%高。小野薬品工業<4528>(東1)は超高額の抗がん剤オプジーボの薬価引き下げ幅が当初の想定より小幅とされて後場一段高の5.3%高。

 テクノマセマティカル<3787>(東2)は「iPad」(アイパッド)50台に同時データ送信を可能にしたWi-Fiデータ伝送装置が言われてストップ高の28.1%高。櫻島埠頭<9353>(東2)はカジノ解禁への期待に加えて大阪万博に向けた期待も言われて19.5%高の連日急伸。サイジニア<6031>(東マ)は定款を一部変更し「AI」(人工知能)関連事業へ進出とされて17.1%高。キャリア<6198>(東マ)は高年者の雇用・人材派遣が政策に乗るとされて16.4%高。FRONTEO<2158>(東マ)米シカゴ大学の中村祐輔教授とAI(人工知能)を活用したがん治療法を開発とされて13.1%高。

 ベクター<2656>(JQS)は9月初に公開した新ゲームの登録開始が近々開始との思惑が言われてストップ高の17.3%高。エスプール<2471>(JQS)は好業績を見直す動きが再燃とされて6.4%高となり年初来の高値を更新した。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

関連記事

最新記事