Amazon、米テキサスで大型の風力発電所「Amazon Wind Farm Texas」を建設

2016年9月30日 14:24

あるAnonymous Coward曰く、 米Amazonが米テキサス州西部に同社最大となる253MWの風力発電所を建設することを発表した(ZDNet JapanITmediaBusinessWireAWEASlashdot)。

 この風力発電所「Amazon Wind Farm Texas」は2017年に稼働予定で、100台以上のタービンが設置される。各タービンのローターの直径は「Boeing 747」の翼長の2倍ほど。Amazon Wind Farm Texasは1年間に100万メガワット時の電力を発電する。米国の約9万世帯の電力をまかなえる量だという。

 投資家などの圧力から、ICT大手企業の再生可能エネルギーへの投資が加速している。Appleは2015年に使用するエネルギーの93%が再生可能エネルギーによるものだと主張。データセンターに関しては再生可能エネルギーの利用率が100%に達しているという。AWEA(米風力エネルギー協会)の調査でも2015年に売電された風力エネルギーの購入者の上位にGoogleやAmazonなどが入っている。

 スラドのコメントを読む | ハードウェアセクション | 電力

 関連ストーリー: 放射能レベルが高い廃棄物、電力会社が300~400年管理した後に国が10万年管理する方針に 2016年09月02日 台風時でも発電できる新型風力発電機 2016年04月14日 米Amazon.com、Flash広告の掲載を拒否する方針 2015年08月25日 米データセンターの敵はハリケーン 2012年08月10日

関連記事

最新記事