国税庁、民間企業の平均給与を発表 420万円で3年連続増加
2016年9月29日 05:15
国税庁は28日、「平成27年分民間給与実態統計調査結果」を発表した。民間企業の従業員の年間給与平均額は420万円(平均年齢45.6歳、平均勤続年数11.9年)で前年比1.3%の増加。3年連続の増加であった。
正規社員、非正規社員別では、正規社員の平均給与は485万円、非正規社員は171万円だった。また、男女別では、正規社員の男性の平均給与は539万円、女性は367万円だった。非正規社員の男性の平均給与は226万円、女性は147万円。
業種別の平均給与額では、「電気・ガス・熱供給・水道業」が715万円(前年比9.2%増)、「金融業・保険業」が639万円(同4.9%増)、「情報通信業」が575万円(同2.9%減)が平均給与の多い上位3業種で、下位3業種は、「宿泊業、飲食サービス業」が236万円(同0.3%減)、「農林水産・鉱業」が306万円(同5.7%増)、「サービス業」が345万円(同1.1増)だった。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る)