米Yahoo、ユーザー5億人超の個人情報が流出したことを発表
2016年9月27日 16:45
米Yahoo!が22日、同社サービスの利用者5億人超の個人情報が流出していたことを発表した(読売新聞、朝日新聞、TechCrunch)。
流出したのは名前および電話番号、生年月日、メールアドレス、暗号化されたパスワード、本人確認のために利用者が設定した質問と答えなど。銀行口座やクレジットカードなどについては流出していないという。
5億件以上の個人情報流出というのは最大規模で、政府の支援を受けたサイバー攻撃の可能性もあるという。また、いつ流出が確認されたかは明らかにされていない(ロイター)。Yahoo!は米Verizonとの間で事業売却に合意しており、これに影響が出る可能性もある。さらに、ユーザーらがYahoo!に対し、顧客データの保護を怠ったとして提訴する動きも相次いでいる(ブルームバーグ)。
スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | セキュリティ | アメリカ合衆国 | Yahoo! | 情報漏洩
関連ストーリー: 印刷通販を手がけるグラフィック、クレジットカード情報を流出させる 2016年09月07日 Dropbox、2012年に6800万件超のアカウント情報を流出させていたことを公表 2016年09月05日 ベライゾンが米ヤフーを買収すると報じられる 2016年07月25日