【注目銘柄】イーエムシステムズは好業績を評価して年初来高値更新の展開、07年以来の2000円台が視野

2016年9月27日 16:43

 イーエムシステムズ<4820>(東1)に注目したい。株価は17年3月期第1四半期(4~6月)の大幅増益を好感して年初来高値更新の展開だ。通期予想に増額余地があり、07年以来の2000円台が視野に入りそうだ。

 17年3月期第1四半期連結業績は前年同期比9.3%増収で、利益は同2.9倍営業増益、同2.2倍経常増益、同23.4%最終増益と大幅増益だった。調剤システム事業の好調が牽引し、医科システム事業の営業損益改善も寄与した。

 通期予想は据え置いたが、通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は売上高が21.8%、営業利益が25.2%、経常利益が26.2%、純利益が26.3%と順調な水準である。期初時点で下期偏重の計画であることを考慮すれば、通期増額余地があるだろう。

 株価は第1四半期の大幅増益を好感して年初来高値更新の展開となり、9月26日には1615円まで上伸した。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。上げ足を速めて07年以来の2000円台が視野に入りそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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