アンリアレイジ、南青山の新路面施設「バイ パルコ」に出店 - ケイスケカンダ&アシックスとコラボ

2016年9月26日 11:27

 アンリアレイジ(ANREALAGE)が、東京・南青山に新店舗「アンリアレイジ アオヤマ(ANREALAGE AOYAMA)」を出店する。オープン日は2016年8月26日(金)で、場所は2016年8月7日(日)に閉店した渋谷パルコが新しくつくる、テナント複合路面業態「バイ パルコ(BY PARCO)」の1階だ。また、隣接する「バイ パルコ ショップ&ギャラリー」内には、期間限定ストア「アシックス×ケイスケカンダ×アンリアレイジ」をオープン。記事の後半で限定アイテム&“スーツのようなジャージ”のPVについて紹介。

アンリアレイジ アオヤマ
 「アンリアレイジ アオヤマ」は、アイテム展開、空間デザイン、サウンドなど、全てにブランド独自の視点が入っており、まさに“アンリアレイジ”を体感できるようなストアになっている。

 最大の特徴は、シーズン毎のコレクションラインとは異なる、“青山店限定ライン”を展開する点。これまでブランドが手掛けてきた、パッチワークのオーダーメイドのシリーズ、 光の照射で色が変わるフォトクロミックのテクノロジーを用いたシリーズ、独自の造形を追求したオブジェクトシリーズなど、実験的かつラグジュラリーな提案がラインナップする。

 そんな洋服が収められた店内に、一足踏み込むと、床に敷き詰められた砂利と鈴虫の鳴き声が耳をくすぐる。本店舗のサウンドコーディネートは、サカナクションの山口一郎が担当。彼はこれまで、同ブランドの2016年春夏コレクションショーにおける音源も務めてきた。青山店では、四季ごとに異なるトラックを数種類用意し、ショップ内に設けられた「四季の間」という内部屋から、音楽が流れ出す仕組みだ。これには、商品に加えて情報自体にも価値を見出し、音楽や映像とファッションとの取り組みを重視していこうとする新店舗の姿勢が表れている。

 ちなみに、「四季の間」には白い花が飾られている。これをフラッシュとともに撮影すると、部分的に光を反射し、カラフルに色づく様子をスマートフォンから見ることができる。この技術は、アンリアレイジ 2016年春夏コレクションの洋服にも用いられていたものだ。

 店内の内装には、透明・不透明が瞬時に切り替わるウムガラスを採用した。サウンドと同様、常に変化するショーウインドウを通して、時間の流れ、季節の移ろいを演出している。

アシックス×ケイスケカンダ×アンリアレイジ
 さらに、隣接する「バイ パルコ ショップ&ギャラリー」内には、期間限定ストア「アシックス×ケイスケカンダ×アンリアレイジ」をオープン。なお、好評につき、期間が10月23日(日)まで延長されることが決定した。

 ロッカールームを想わせる店内で、スポーツとファッションが交わる3社共同のTシャツやジャケット、シューズなどの限定アイテム全10型が発売される。※一部商品はアシックスの特設サイトでも販売を行う。

 特徴的なアイテムは、“スーツのようなジャージ”と“バスケットボールシューズ”だ。スーツのようなジャージは、「ジャージ・ミーツ・スーツ(Jersey meets suits)」と名付けられ、サラリーマンが着るスーツをアシックスのトレーニングウェアのデッドストック生地で仕立ててある。他にも数種類展開されているので、ぜひ店舗で直接確かめてほしい。

 そして、1982年に誕生したロングセラー商品であるアシックスのバスケットシューズ「ファブレ ジャパンL」を黒一色の牛革で作って、ビジネス靴として再現させた「ファブレ・フォー・サラリーマン(Fabre for salaryman)」も登場。スポーツウェアでもなく、ビジネスウェアでもない、新たなアイテムを提案している。

 これら商品のプロモーション映像は、山田孝之が主演をつとめた。映像監督はショウダユキヒロが担当、スポーツとファッションのユーモアが込められた商品を伝えるために、ただクールでスタイリッシュなものを目指すファッションフィルムではなく、より多くの人が共感できるような、情熱と笑いがある編集に仕立てている。映像は全4編。サラリーマンに扮した山田孝之が表現する、ちょっと変わった会社員をぜひ動画でチェックしてみて。

【詳細】
アンリアレイジ アオヤマ
オープン日:2016年8月26日(金)
場所:バイ パルコ 1F区画
住所:東京都港区南青山5-2-15 1F
営業時間:11:00〜20:00(木曜定休)
TEL:03-6805-0510

■期間限定ショップ

アシックス×ケイスケカンダ×アンリアレイジ
期間:8月26日(金)〜10月23日(日)

関連記事

最新記事