8党幹部が出演し討論 25日のNHK番組
2016年9月23日 09:23
今月25日のNHK『日曜討論』に生活の党、社会民主党、こころなど政党助成法に照らして国政政党要件を満たす8政党が参加し、臨時国会への姿勢、TPP、憲法改正問題などを討論する。
社会民主党の又市征治幹事長が出演をブログに書き込んだ。NHKは22日10時10分現在、ネット上の案内には「9時から10時15分まで」放送時間を拡大して放送することを伝えており、放送内容は紹介していない。
又市幹事長の書き込みでは(1)臨時国会にどう臨むか(2)第2次補正予算案について(3)TPPについて(4)憲法改正について(5)天皇陛下のお気持ちについてなどを8党の幹事長・書記局長による討論が行われる予定と視聴を案内している。いずれも重要案件。
日曜討論などの「政党討論番組」については「7月11日に、NHKスペシャル『徹底討論 日本政治はどう動く』の政党討論番組に参加できなかった」ことから、8月31日、生活の党と社民党がNHKに対して「法律上の政党要件を満たしている政党であるにもかかわらず、政党討論の場から排除されることは、公党に託された民意を切り捨てることにつながり、健全な民主主義の発展に支障を来すのでは、との疑問を禁じ得ない」と断固抗議。
そのうえで「日本の社会を発展させていく重要な役割を担っている日本放送協会は、主権者・国民の『知る権利』をよりよく充足し健全な民主主義の発達に資するとともに、多くの視聴者の期待と要望に応えることが求められています。したがって、日本放送協会は、放送法や国内番組基準、放送倫理綱領の趣旨を十分尊重し、政党討論番組にできるかぎり多様な意見が反映されるよう番組内容の豊富化に特段の努力をされるべき。強く要請します」と要請していた経緯がある。(編集担当:森高龍二)