【注目銘柄】ユニバーサル園芸社は高値圏モミ合い煮詰まり感、上放れて6月の上場来高値試す
2016年9月20日 16:37
ユニバーサル園芸社<6061>(JQ)に注目したい。株価は高値圏でのモミ合い展開だが煮詰まり感を強めている。モミ合いから上放れて6月高値を試す展開だろう。
業績は新規連結も寄与して増収増益基調である。16年6月期連結業績は15年6月期比45.7%増収、38.7%営業増益、23.9%経常増益、9.4%最終増益だった。グリーン事業が32.3%増収、卸売事業が2.1倍増収、小売事業が65.1%増収といずれも好調に推移し、全体として計画超の増収増益だった。
17年6月期の連結業績予想は、売上高が16年6月期比23.3%増の72億07百万円、営業利益が同12.4%増の8億68百万円、経常利益が同22.1%増の9億05百万円、純利益が同20.8%増の5億97百万円としている。主力のグリーン事業において、レンタルグリーンの新規顧客獲得を推進する。
株価は6月の上場来高値2984円から利益確定売りで一旦反落し、6月中旬以降は概ね2600円~2800円近辺でモミ合う展開だ。ただし煮詰まり感を強めている。今期予想連結PER11倍近辺で指標面に割高感はなく、モミ合いから上放れて6月の上場来高値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)