FBI局長曰く、誰もがWebカメラをテープでふさいでプライバシーを守るべきだ

2016年9月18日 23:59

個人用ノートPCのWebカメラをテープでふさいでいる米連邦捜査局(FBI)局長のジェームズ・コミー氏が、自分と同じように誰もがWebカメラをテープでふさいでプライバシーを守るべきとの考えを示している(The Hillの記事The Next Webの記事Ars Technicaの記事Neowinの記事)。 4月にコミー氏は、個人用ノートPCのWebカメラをテープでふさいでいることを明らかにした。しかし、IT企業にバックドア設置を求めるFBI局長でも自分のプライバシーは心配していることを皮肉に感じた人も多く、ずいぶんからかわれたらしい。 第10回目となる国家安全保障に関するカンファレンス「National Security Division at 10」で基調講演をしたコミー氏は、Webカメラのテープについて質問される。これに対しコミー氏は、FBIの局長が個人的なセキュリティを気にするのはおかしなことではなく、人々は自身の安全やセキュリティに責任を持つべきだと答えている。 コミー氏によると、Webカメラをテープでふさぐのは、車をロックしたり、ドアに鍵をかけたりするのと同様、誰もがすべき常識ある対応の一つだという。また、政府機関で使用するPCではすべてWebカメラがふさがれているとし、無断でのぞき見されないようにすることは良いことだとも述べている。 スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | セキュリティ | ノートPC | idle | アメリカ合衆国 | YRO | スラッシュバック | 政府 | プライバシ

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