Microsoft、古いバージョンのFlashをIE 11で10月11日からブロック開始

2016年9月17日 22:29

Microsoftは13日、Internet Explorer 11で古いバージョンのFlash ActiveXコントロールのブロックを10月11日から開始すると発表した(Microsoft Edge Dev Blogの記事WinBetaの記事Softpediaの記事の記事)。 ブロックの対象となるのはAdobe Flash Player 21.00.198よりも古いバージョンおよびAdobe Flash Player ESR 18.0.0.241よりも古いバージョン。重要なFlashの更新プログラムが自動でインストールされるWindows 8.1/10/Server 2012 R2は影響を受けない。つまり、Windows 7 SP1/Server 2008 R2上のInternet Explorer 11のみが対象となる。 古いバージョンのFlash ActiveXコントロールのブロックはタブプロセスごとに1回だけ通知が表示され、一度許可すると以降は実行可能となる。ユーザーがAdministratorsグループのメンバーでない場合はブロックされないが、レジストリ設定によりブロックを有効化することも可能だ。また、「ローカルイントラネット」ゾーンおよび「信頼済みサイト」ゾーンのWebサイトには適用されない。なお、今回のブロッキングについては11月10日で終了するとのことだ。 スラドのコメントを読む | ITセクション | セキュリティ | インターネットエクスプローラ

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