ロシア系ハッカー、世界反ドーピング機関をサイバー攻撃して米国選手のドーピング結果を窃取
2016年9月17日 11:25
ロシア系のハッカーが世界反ドーピング機関(WADA)に不正アクセスを行って内部文書章を盗み取ったという。この内部文書には、複数の米国選手がドーピング検査で陽性反応を示していたという情報が含まれているという(時事通信)。
ロシアは国家ぐるみのドーピング疑惑によってリオデジャネイロ五輪で一部選手が追放され、またパラリンピックではロシアの全選手が出場できない事態となったが、今回の攻撃はこれに対する報復の可能性があるという。
スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | セキュリティ | 情報漏洩
関連ストーリー: ツール・ド・フランス、「機械的ドーピング」対策としてサーモグラフィ検査を導入へ 2016年06月29日 選手にも提供されている日本自転車競技連盟の公式サプリメントからWADAの禁止物質が検出される 2016年04月22日 ツール・ド・フランスの元優勝者、ドーピング検査機関のコンピュータに不正侵入したとして手配される 2010年02月18日