ポケモンGOプラスが発売=スマホ見ずにプレー可能、スリープでも距離計測

2016年9月16日 17:39

 スマートフォンの画面を見なくても「ポケモンGO」(Pokémon GO)が遊べるデバイス「ポケモンGOプラス(Pokémon GO Plus)」が16日に発売された。ポケモンが現れた時やポケストップ付近に来た際に本体のランプと振動で通知し、ボタンを押すとモンスターを捕まえたり、ポケストップの道具を入手できる。価格は3,500円(税別)。全国11店舗のポケモンセンター・ポケモンストア、ポケモンEXPOジム、ポケモンセンターオンライン、Amazon.co.jpで販売する。

 ポケモンGOプラスはポケモンGO専用のリストバンド型デバイスで、中央には、緑、赤、青などに点灯するランプ(ボタン)を備えている。ポケモンの捕獲とポケストップでのアイテムの入手のほか、スマホがスリープ状態でもタマゴをかえしたり、相棒のポケモンのアメをもらうために必要な「歩いた距離」がカウントされるようになる。

 以下では、機能の詳細を紹介する。

■ポケモンを捕まえる

 近くにポケモンが現れると「Pokémon GO Plus」本体が振動し、ランプが緑に点滅する。ボタンを押すと、モンスターボールを投げることができる。捕獲に成功したか失敗したかは、ランプの色・点滅と振動のパターンで判別できる仕組みとなっている。「おこう」の効果で引き寄せられたポケモンには反応しない。

 モンスターボールをスーパーボールやハイパーボールに切り替えたり、ズリのみを使うことはできない。

■ポケストップでのアイテム入手

 ポケストップの近くに来ると「Pokémon GO Plus」本体が振動し、ランプが青く点滅する。ボタンを押すと、ポケストップに立ち寄ったことになり、道具を手に入れることができる。

■スリープ中の記録

 スマートフォンがスリープ状態の間に「Pokémon GO Plus」で行ったことは「ぼうけんノート」で確認できる。どのポケモンを何匹捕まえて、どのポケモンに逃げられてしまったか、どんな道具を手に入れたのかなどの情報を確認することができる。

■販売について

 ポケモンセンター、ポケモンストア、ポケモンEXPOジムでは、9月16日(金)・17日(土)の2日間、数量限定での販売となる。商品がなくなり次第、販売終了する。ポケモンセンターオンラインは、16日17時時点で既に品切れ(次回入荷予定は未定)となっている。Amazon.co.jpでは、Amazon.co.jpの初回販売予定分は完売し、マーケットプレイスで出品されているが、価格は16日17時現在で1万1,500円~に高騰している。

■スマートフォンとの連携設定

 Bluetooth Low Energyでスマートフォンと連携し、ポケモンGOのゲーム画面からペアリング・接続することができる。

■対応環境

【iOS】
対応OSバージョン:iOS 8 - 10
対応端末:iPhone® 5/5c/5s/SE/6/6s/6 Plus/6s Plus/7/7 Plus
「Pokémon GO」のバージョン:1.7.0以上

【Android】
対応OSバージョン:Android 4.4 - 6.0
対応端末:Android 4.4以上、Bluetooth® Smart(Bluetooth v4.0以上)に対応し、RAM2GB以上搭載の端末
「Pokémon GO」のバージョン:0.37.0以上

■本体サイズ、駆動時間

本体サイズ:縦46mm×横33mm×厚み17.5mm
駆動時間:約100日
電源:コイン形電池CR2032

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