中国:深センでバス放火、ガソリン点火の女が焼死

2016年9月16日 13:14


*13:15JST 中国:深センでバス放火、ガソリン点火の女が焼死
広東省深セン市の龍華新区で15日午前7時5分ごろ、走行中の路線バスが炎上し、乗客
の女(33)が焼死した。同市当局によると、女は車内に持ち込んだガソリンに火を付
けたという。南京日報などが16日伝えた。

女が自殺を図ったとみて、当局は動機などさらに詳しい原因を調べている。女以外の
乗客6人は無事だった。

バスの走行中に、女は持っていたスーツケースからガソリン入り容器を取り出して着
火。運転手は直ちにバスを止め、他の乗客を避難させた。乗客の1人が車内の消火器
で火を消そうとしたところ、女が残りのガソリンを周囲にまき、火が燃え広がったと
いう。

中国では路線バスへの火災、放火事件が頻発。2009年には四川省成都市で27人、13年
6月には福建省アモイ市で48人、14年7月には貴州省貴陽市で6人がそれぞれ死亡し
た。今年の1月も、寧夏回族自治区銀川市賀蘭県で、走行中の路線バスが男に放火さ
れ、乗客17人が死亡、32人が重軽傷を負う事件が起きている。

【亜州IR】《ZN》

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