30年前より地球表面の陸地は増加している

2016年9月15日 17:47

 地球温暖化の影響によって地球の海面は上昇しつつあると言われているが、その一方ここ30年で地球の表面上の陸地はわずかに増えているそうだ(ナショナルジオグラフィック)。

 人工衛星ランドサットが撮影した衛星写真と、Googleアースのエンジンを使って地球表面の分析を行ったところ、1985年から2015年までの間で新たに陸地なった面積は約17万3000km3、逆に水中に沈んだ陸地の面積は約11万5000km3だったという。

 このような地表の変化は海面上昇だけでなく、人類による埋め立てやダム建設などによっても引き起こされているそうだ。

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