子供の食塩摂取量、給食がある日でも国の摂取基準を上回る傾向に

2016年9月9日 09:00

あるAnonymous Coward曰く、 学校給食と言えば「薄味」というイメージがあるが、最近小中学校の給食の味付けが濃くなる傾向があるという。この影響か、平日でも1日の食塩摂取量が国の摂取基準を上回る子供が増えているという(朝日新聞

 調査では給食がある平日と休日の食事内容を調べ、栄養素毎に分析を行った。その結果、ビタミンやミネラルは休日に不足気味だったが、塩分は平日と休日でほぼ変わらず、統計的には9割以上の子供が基準を超えているそうだ。調査を行った研究班は、「給食を残さず食べて栄養をとってもらうため、家庭の濃い味に合わせざるを得ない状況があるのではないか」と推測している。

 戦後、家庭の食事の味付けが濃くなる一方だというのはよく知られているが、摂取基準に満たなかったり、超えたりするのは問題だと言えるだろう。皆様の家庭ではどうだっただろうか。

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