印象に残る出来事を漢字一字でなら「進」―民進・岡田氏
2016年9月9日 15:01
民進党の岡田克也代表は党代表としての最後の定例会見を開き、「120%自分としては力を尽くしたという思いがある」としたうえで「党が国民の信頼を取り戻し、政権を担える状況までにまだまだ乗り越えないといけない課題はたくさんあるが、新しいリーダーのもとでしっかりと乗り越え、全員野球で政権交代ある政治の実現に向け頑張っていかなければならない」と次期代表に、その役割を託した。
岡田代表は「新執行部を後ろから支え、全員野球の一員として、党再生に向けて全力で努力したい」と語った。
また、1年9か月の代表在任期間で、印象に残っていることを漢字一字で表すと、との記者団の問いには「民進の『進』。一番の思い出は参院選だ」と答えた。「再生に向けて一歩踏み出したという意味で思い出深い」とした。
民進党の代表選挙には蓮舫参院議員(行政刷新担当大臣など務めた)、前原誠司衆院議員(国交大臣、外務大臣など務めた)、玉木雄一郎衆院議員(党国対副委員長など務めた)の3人が立候補。政策を提示し、支持を訴えている。15日の臨時党大会で選挙が実施され、新代表が決まる。(編集担当:森高龍二)