大塚製薬とNEC、脳梗塞再発抑制薬の服薬を支援するIoT容器を共同開発
2016年9月8日 14:50
大塚製薬とNECは7日、脳梗塞再発抑制薬の毎日の服薬をアシストするIoT(Internet of Things)に対応した服薬支援容器の共同開発に合意したと発表した。
脳梗塞患者は再発を防ぐ抗血小板剤を継続してとらなければならないが、服薬率は半年で約5割に低下するという。開発される容器は、服薬時間帯になるとLEDが自動で点滅して患者に通知する。
また、錠剤が取り出されたことを検知して、服薬した日時を容器のメモリーに自動で保存、スマートフォンやタブレット端末に送信するIoT機能も持つ。本人や家族が服薬状況を把握でき、薬剤師は残薬管理・服薬指導に活用できる。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る)