NY原油:続伸で44.83ドル、割安感による買いが盛り返し上昇転換
2016年9月7日 06:38
*06:38JST NY原油:続伸で44.83ドル、割安感による買いが盛り返し上昇転換
NY原油は続伸(NYMEX原油10月限終値:44.83↑0.39)。43.84ドルを安値に、44.99ドルまで上昇した。サウジアラビアとロシアが前日、原油価格安定に協調的な姿勢を示したが、サウジのファリハ・エネルギー相が「現時点で増産凍結の必要はない」と述べたことで原油の先高観が後退、売りが先行した。
しかしながら、米エネルギー情報会社のジェンスケープのデータから、原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの先週分在庫が減少との観測。また、ドルが全面安となり割安感が強まったことで、その後原油の買いが盛り返し、上昇に転じた。《MT》