「釘を炒めても傷つかない」と謳っていたフライパン、5000回こすると傷が付くとして措置命令が出される
2016年9月4日 16:54
テレビの通販番組などで「釘を炒めても傷つかない」などと宣伝していたフライパン「セラフィット」に対し消費者庁がテストを行ったところ、実際には謳われているほどの強度はないことが判明、販売元の「オークローンマーケティング」に対し景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして再発防止などを求める措置命令を出した(中日新聞、読売新聞、消費者庁の発表PDF)。
同社はナイロン製のフライ返しでテストを行い、「耐摩耗テスト50万回クリア」などと表示していたという。しかし消費者庁らがステンレス製のフライ返しで約5000回こすったところ傷が付き、素地が露出する結果になったという。
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