米陸軍、Windows 10への移行は軍事作戦並みの扱い

2016年9月4日 17:05

米陸軍ではWindows 10への移行を軍事作戦並みに扱うそうだ(ArmyTimesの記事Softpediaの記事)。 米国防総省ではWindows 10への移行期限を2017年1月としており、陸軍では今秋に欧州でWindows 10のロールアウトを開始するのを皮切りに、米国と南西アジアが続き、2017年の初めには太平洋/韓国地域での移行を完了する計画だという。 国防総省ではWindows 10に移行する重要な目的としてセキュリティの向上を挙げている。ただし、Webブラウザーのプラグインを必要とする場合、Microsoftがセキュリティや速度の向上を強調するMicrosoft Edgeではなく、他のブラウザーを使用することになる。また、XboxアプリやCandy Crush Sagaを含む「ユニバーサルアプリケーション」は無効化されるそうだ。移行後のシステムにもOffice 2013が搭載され、不明な点や問題点を解決するためのWebサイトも数週間のうちに公開する予定とのことだ。 スラドのコメントを読む | ITセクション | 軍事 | Windows | IT | アメリカ合衆国

 関連ストーリー: ロンドン警視庁、現在稼働中のWindows XPマシンは27,000台 2016年08月12日 米政府機関、古いITシステムの運用と維持に予算の75%を費やす。8インチフロッピーディスクは来年退役の計画 2016年05月29日 米国防総省による大規模なWindows 10移行計画に思わぬ難関、ハードウェアが古かった 2016年05月14日 米国防総省、一年以内に400万台のデバイスやシステムをWindows 10にアップグレードへ 2016年02月23日 Microsoft曰く、Windows 10でEMETを使う必要はない 2016年02月11日 米海軍、Windows XPなどのカスタムサポート契約を延長 2015年06月27日

関連記事

最新記事