続伸も方向感は定めにくい、サイバーダインが下支え役に/マザーズ市況

2016年9月2日 17:08


*17:09JST 続伸も方向感は定めにくい、サイバーダインが下支え役に
 本日のマザーズ市場では、時価総額トップのSOSEI<4565>が伸び悩んだものの、売買代金トップのサイバーダイン<7779>が続伸と下支え役になり、マザーズ指数は堅調な展開となった。ただ、米雇用統計の発表を控える週末とあって、新興市場銘柄にも買い手控えムードは強く、方向感は定めにくい状況ではあった。なお、マザーズ指数は5日続伸、売買代金は概算で673.87億円。騰落数は、値上がり96銘柄、値下がり110銘柄、変わらず16銘柄となった。
 個別では、サイバーダインのほか、モブキャス<3664>、CRI・MW<3698>、AWS−HD<3937>などが堅調。イード<6038>はVR関連として急伸、AppBank<6177>は米アップルのイベント控え思惑買い、インスペック<6656>は足元の受注好調でそれぞれ大幅高。モバファク<3912>も位置ゲーム関連として関心集める。一方、SOSEIやミクシィ<2121>などの時価総額上位銘柄が上値の重い動きになったほか、前日に上昇したカヤック<3904>、リボミック<4591>、アカツキ<3932>などが反落。直近上場銘柄のデファクト<3545>は大幅続落、本日新規上場したベイカレント<6532>は公開価格を下回る初値をつけ、引けにかけても見切り売りが優勢となった。《KS》

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