映画「密偵」ソン・ガンホ&コン・ユ、緊張感漂うツーショット公開
2016年8月27日 17:46
25日、映画「密偵」(監督:キム・ジウン)関係者がソン・ガンホとコン・ユのツーショット写真を公開。劇中の緊張感がそのまま伝わってくるような2人の姿に注目が集まった。
朝鮮人として生まれながら日本警察警部の座にのし上がったイ・ジョンチュツ(ソン・ガンホ)と武将独立運動団体義烈団の新しいリーダー キム・ウジン(コン・ユキム)は、抗日と親日という敵対関係にあり、自身の任務のために本心を隠して互いに接近する。
撮影現場での彼らは、カメラが回ると徹底して作品と自身の演じるキャラクターに没頭し、カットがかかると途端に仲睦まじい先輩後輩の姿に戻っていた。
上海という海外の地で最も長い時間撮影を共にしていたソン・ガンホとコン・ユは、作品に対して真剣に意見を交わし、笑いの絶えない現場づくりをするなど、劇中のキャラクターとは相反する姿を見せていたという。
ソン・ガンホとの共演を楽しみにしていたというコン・ユは、「僕にとってソン・ガンホ先輩は化け物のような存在だった。ずっと憧れていた俳優が自分の目の前にいるという実感が湧かなかった」と語っている。また、ソン・ガンホはコン・ユについて、「心がとても清らかな人で、キム・ウジンというキャラクターにぴったりのイメージだったと思う」と絶賛している。
「密偵」は、1920年代末、日帝の主要施設を破壊するため上海から京城(現在のソウル)に爆弾を持ち込もうとする義烈団とこれを追う日本警察の間で繰り広げられる、緊張感漂う暗闘と駆け引き、そして撹乱作戦を描いた作品。9月7日から韓国で公開される。(記事:中川・記事一覧を見る)