バイオ関連中心に資金が向かい反発/マザーズ市況
2016年8月23日 17:54
*17:55JST バイオ関連中心に資金が向かい反発
本日のマザーズ市場では、SOSEI<4565>が朝方から買い優勢となり、指数を押し上げる形になった。サイバーダイン<7779>やミクシィ<2121>といった時価総額上位の一角は軟調であったものの、バイオ関連を中心にテーマ物色や値幅取りの動きが活発化、日経平均がさえない動きの中で、資金シフトなども意識される状況となってきている。なお、マザーズ指数は反発、売買代金は概算で735.34億円。騰落数は、値上がり99銘柄、値下がり108銘柄、変わらず15銘柄となった。
個別では、SOSEIを中心にして、グリーンペプ<4594>やナノキャリア<4571>、OTS<4564>などバイオ関連株がしっかり。小野薬<4528>の強い動きが刺激となったほか、米国バイオ企業M&Aの流れなども思惑視された。EG<6050>も上値追いで、セレス<3696>、CRI・MW<3698>、アカツキ<3932>などもしっかり。テラスカイ<3915>はウイン・コンサルと共同で札幌に新会社設立で急伸。MDV<3902>も医療ビッグデータ関連としての関心から大幅高。一方、売買代金上位では、モバファク<3912>、インフォテリア<3853>、ロゼッタ<6182>、モブキャス<3664>などが利食い売りに軟調。メドレック<4586>は連日のストップ安。パス<3840>も反落。《KS》