マザーズ指数は反落、サイバーダインやミクシィなど主力株軟調、モブキャスは急伸/マザーズ市況

2016年8月22日 17:01


*17:01JST マザーズ指数は反落、サイバーダインやミクシィなど主力株軟調、モブキャスは急伸
 本日のマザーズ市場では、サイバーダイン<7779>やミクシィ<2121>といった時価総額上位の主力株が軟調で、指数を押し下げた。マザーズ全体としては商いも依然低調だが、個別材料株のほかフィンテック、ポケモン、IoT等のテーマ株などが買われ、中小型株への物色意欲の根強さも窺えた。なお、マザーズ指数は反落、売買代金は概算で668.55億円。騰落数は、値上がり118銘柄、値下がり90銘柄、変わらず13銘柄となった。
 個別では、サイバーダインやミクシィが売られたほか、SOSEI<4565>、JIG−SAW<3914>、グリーンペプ<4594>などが軟調。ミクシィは一部証券会社の目標株価引き下げが観測された。直近で上昇の目立ったEG<6050>やインスペック<6656>は利益確定売りに押された。また、メドレック<4586>は消炎鎮痛貼付剤の臨床試験速報で対照薬との有意差が示されなかったことから、寄り付き直後にストップ安まで売られた。一方、マザーズ売買代金トップのモブキャス<3664>は15%近い上昇。同社ゲームと音楽フェスのコラボパックを配信すると発表している。また、大幅続伸のAWS−HD<3937>、化粧品を越境ECにて中国展開するパス<3840>、位置ゲームのモバファク<3912>、IoT関連のsMedio<3913>も10%を超える上昇となった。今期業績予想を上方修正したインソース<6200>は朝方急伸する場面があった。その他売買代金上位では、インフォテリア<3853>、ロゼッタ<6182>、BEENOS<3328>などが上昇した。《HK》

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