「異常気象」が異常ではなくなる日

2016年8月22日 14:47

 昨今では「異常気象」などと言われるほどの猛暑がたびたび発生しているが、ハワイ大学のカミロ・モラ教授によると、2047年以降は毎年が「1860〜2005年の間で最も暑かった年」よりも暑くなるという。つまり、2047年以降は今までの異常気象が「異常」ではなくなることになる(WIRED)。

 これは、温室効果ガスによる地球温暖化が原因だという。また、温室効果ガスを削減することで「異常気象」が普通になるまでの猶予を伸ばすことができるとも述べられている。

 スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | 地球 | サイエンス

 関連ストーリー: 21世紀後半には温暖化の影響で昼間に重労働ができなくなる可能性 2016年08月19日 2016年7月は観測史上最も気温が高い月だった 2016年08月17日 地球の雲の分布や高さに変化、地球温暖化を悪化させる可能性 2016年07月15日 異常気象予測に向けた「スポッター」、日本でも導入へ 2014年02月27日 「21 世紀は異常気象が確実に増加」。気候変動に関する政府間パネル発表 2011年11月22日

関連記事

最新記事