【季節の一枚】真夏の日のダイハツ工業

2016年8月22日 13:02

 大阪府池田市ダイハツ町にある、ダイハツ工業の本社前を通りかかった。この町での工場操業は1939年から77年変わっていない。東京では台風による天候が心配されるが、連日変わらぬ猛暑日和のようだ。また、この町は当社の創業者が大阪時代に過ごした町でもある。

 ダイハツ工業は、今年8月にトヨタ自動車の完全子会社となった。軽自動車の大手として長らく市場で活躍したが、子会社となったため上場廃止となった。市場では毎年新しい企業が上場し、去っていく企業もいる。長年市場を支えた企業がいなくなるのは寂しい限りだ。普通車のセカンドカーとして家族の手助けとなった軽自動車。トヨタ自動車など市場をけん引した自動車業界。ここでも善き二番手としてお世話になった投資家も多いだろう。

 大阪の発動機製造だから「ダイハツ」である。1兆を優に超える売上となっても大阪から本社は動いていない。上場はトヨタ自動車と同じ1949年5月。設立はトヨタ自動車より古い1907年である。池田市は、やはりダイハツの車を乗る人が多いそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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